日産の人気ミニバン、セレナ。その中でもe-POWERモデルは、モータードライブの滑らかな走りと優れた燃費性能で注目されています。しかし、購入を検討する中で「セレナe-power 買って後悔」というキーワードを目にし、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最悪と言われる理由は?といったネガティブな情報や、知恵袋の口コミを見ると、購入に踏み切れないかもしれません。特に、旧型(C27)と新型(C28)の比較、気になるバッテリー寿命や、結局何年乗れるのかという耐久性、ガソリン車とどっちが良いのか、さらにはライバルのヴォクシーどっちがいい?など、疑問は尽きないはずです。
一方で、「買って良かった」という肯定的な声も多く存在します。この記事では、セレナe-POWERの欠点は何ですか?という疑問に対し、実際の燃費性能や寄せられる評価を多角的に分析し、「買って後悔」しないための判断材料を詳しく解説していきます。
- セレナe-POWERに関するネガティブな評判の具体的な理由
- C27型とC28型e-POWERの主要な違いと進化
- ガソリン車や競合(ヴォクシー)との比較ポイント
- バッテリー寿命や維持費に関する現実的な見通し
セレナe-power 買って後悔?ネガティブな評判

- 最悪と言われる理由は?その要因を分析
- セレナe-powerの欠点は何ですか?
- 知恵袋・口コミに見るリアルな評価
- 高速で悪化?e-POWERの燃費性能
- C28とC27比較。新型は改善されたか
🚘最悪と言われる理由は?その要因を分析

「セレナe-POWERは最悪」といったネガティブな声が聞かれる背景には、いくつかの要因が考えられます。その多くは、特に先代モデルであるC27型(2018年~2022年)に対する期待外れに起因しているようです。
主な要因は「期待したほどの燃費性能が出ない」こと、そして「静粛性への不満」です。
e-POWERはエンジンで発電しモーターで走行するシステムのため、街乗りのようなストップ&ゴーが多い場面では優れた燃費を発揮します。しかし、高速道路など一定速度で巡航する場面では、発電のためにエンジンが回り続けるため、燃費が伸び悩む傾向があります。
この特性を知らずに購入し、高速走行時の燃費がガソリン車と大差ないと感じた方が「後悔した」と感じるケースがありました。
また、静粛性に関しても、モーター走行時は静かな反面、発電のためにエンジンが始動すると、その音が逆に目立ってしまうという指摘がありました。特にC27型は1.2Lエンジンを搭載しており、高速走行や登坂時など、大きなパワーが必要な場面でエンジン回転数が高くなり、音が気になるという意見が見受けられます。
🚘セレナe-powerの欠点は何ですか?

セレナe-POWERの欠点として挙げられるのは、主に以下の3点です。
第一に、前述の通り「高速走行時の燃費の伸び悩み」です。e-POWERシステムは減速時のエネルギーを回生してバッテリーに充電する効率が良いため、減速機会の少ない高速巡航は、そのメリットを活かしにくいと言えます。
第二に、「ガソリン車と比較した際の車両価格の高さ」が挙げられます。e-POWERシステムはモーターや大容量バッテリー、インバーターといった高価な部品を搭載しています。
そのため、同等グレードのガソリンモデルと比較すると、数十万円の価格差が生じます。この初期費用を、燃料代の差額だけで回収するのは、走行距離が少ない方にとっては難しい場合があります。
第三に、C27型e-POWER特有の構造として「1列目シート間のウォークスルーが実質的にできない」という点がありました。バッテリー関連の部品がセンターコンソール部分に配置されていたため、ガソリン車のようなシート間の移動が困難でした。ただし、この欠点はC28型では改善されています。
🚘知恵袋・口コミに見るリアルな評価

Yahoo!知恵袋や各種口コミサイトを見ると、セレナe-POWERに対する評価は、C27型とC28型で大きく分かれる傾向が見て取れます。
C27型に関しては、「実燃費がカタログ値と乖離している」「高速道路や坂道でのエンジン音がうるさい」といった、前述の欠点を指摘する声が一定数存在します。e-POWERという先進技術への期待値が高かった分、ネガティブな印象が強く残ったユーザーもいたようです。
一方で、C28型(2022年12月~)のオーナーからは、評価が一転している様子がうかがえます。「e-POWERが第2世代になり、1.4Lエンジンになったことで非常に静かになった」「街乗りでの燃費が良く、満足している」といった肯定的な口コミが目立ちます。
このように、ひとくちに「セレナe-POWER」と言っても、C27型とC28型では、その評価が大きく異なる点を理解しておく必要があります。
🚘高速で悪化?e-POWERの燃費性能

e-POWERの燃費性能は、その走行シーンによって大きく変動するのが特徴です。
街乗り(市街地モード)
信号や渋滞での停止・発進が多い街乗りでは、e-POWERの強みが最大限に発揮されます。減速のたびに回生ブレーキが働き、効率よくバッテリーに電力を回収します。エンジンをかけずにモーターだけで走行できる区間も多くなるため、優れた燃費を記録しやすいです。実燃費で20km/L前後に達するという報告も少なくありません。
高速道路(高速道路モード)
一方、高速道路では一定の速度で巡航し続けるため、回生ブレーキによる充電機会が減少します。走行に必要なエネルギーの多くを発電用エンジンでまかなう必要があり、エンジンはほぼ回り続ける状態になります。そのため、街乗りに比べて燃費は悪化する傾向にあります。
ただし、新型のC28型は、発電効率に優れた1.4Lエンジンを搭載し、エンジン回転数を抑えて発電できるようになりました。これにより、C27型と比較して高速走行時の燃費と静粛性は大幅に改善されています。
🚘C28とC27比較。新型は改善されたか

結論から言えば、新型のC28型は、C27型で指摘された弱点の多くを改善しています。C27型で「後悔した」という声の要因となった部分は、C28型では大きく進化しました。
最も大きな違いは、e-POWERシステムそのものです。
| 比較項目 | C27型 セレナe-POWER (2018年~) | C28型 セレナe-POWER (2022年~) |
| システム | 第1世代 e-POWER | 第2世代 e-POWER |
| エンジン | 1.2L 直列3気筒 (HR12DE) | 1.4L 直列3気筒 (HR14DDe) ※e-POWER専用開発 |
| エンジン最高出力 | 62kW (84PS) | 72kW (98PS) |
| モーター最高出力 | 100kW (136PS) | 120kW (163PS) |
| WLTCモード燃費 | 18.0km/L (Xグレード) | 20.6km/L (e-POWER X) |
| 特徴 | – 1.2Lエンジンでの発電 – 高負荷時にエンジン音大 | – 1.4L化で発電効率向上 – モーター出力向上 – 静粛性が大幅に向上 |
| 安全装備 | プロパイロット | プロパイロット (標準装備) プロパイロット2.0 (LUXIONに搭載) |
C28型はエンジン排気量を1.4Lに拡大し、モーター出力も向上させました。これにより、従来よりも低いエンジン回転数で効率よく発電できるようになり、高速走行時や登坂時のエンジン音、いわゆる「うなり」が大幅に低減されています。
また、燃費性能もWLTCモードで20.6km/L(Xグレード)と、C27型の18.0km/Lから大きく向上しました。C27型で不満点だった静粛性と燃費の両方が、C28型では明確に改善されていると言えます。
セレナe-power 買って後悔しない選択
- ガソリン車とどっちを選ぶべきか
- ヴォクシーどっちがいい?競合車と比較
- 気になるバッテリー寿命と交換費用
- 結局セレナe-POWERは何年乗れる?
- 一方で「買って良かった」という意見も
- セレナe-powerを買って後悔しないために
🚘ガソリン車とどっちを選ぶべきか

セレナe-POWERを選ぶか、それともガソリン車にするかは、購入時の初期費用と年間の走行距離を天秤にかける必要があります。
e-POWERモデルは、ガソリンモデル(ハイウェイスターV同士で比較)に対して約41万円高い価格設定となっています。この価格差を、燃費の良さで回収できるかが一つの判断基準です。
例えば、年間1万km走行、ガソリン価格を165円/Lと仮定した場合、6年間のガソリン代の差額は約25万円程度という試算があります。これにe-POWERの税制優遇(環境性能割・重量税の免税)を加味しても、ガソリン車との初期費用差を完全に埋めるのは難しい可能性があります。
したがって、年間の走行距離が1.5万kmを超えるなど、日常的に車を多く使う方であれば、燃料代のメリットでe-POWERを選ぶ価値は高まります。逆に、週末の買い物や送迎がメインで年間走行距離が少ない方は、初期費用を抑えられるガソリン車の方が合理的な選択となる場合もあります。
🚘ヴォクシーどっちがいい?競合車と比較

ミニバン選びで最大のライバルとなるのが、トヨタのヴォクシー(およびノア)ハイブリッドです。セレナe-POWERとヴォクシーハイブリッドは、同じハイブリッドシステムに見えて、その仕組みが根本的に異なります。
セレナはエンジンを発電に徹し、100%モーターで駆動する「シリーズハイブリッド」です。一方、ヴォクシーはエンジンとモーター両方の力を使って走行する「シリーズパラレルハイブリッド」を採用しています。
| 比較項目 | C28型 セレナe-POWER (ハイウェイスターV) | 90系 ヴォクシーハイブリッド (S-Z) |
| システム | シリーズハイブリッド (モーター駆動) | シリーズパラレルハイブリッド (エンジン+モーター) |
| エンジン | 1.4L 直列3気筒 (発電用) | 1.8L 直列4気筒 (走行・発電用) |
| WLTC燃費(2WD) | 19.3 km/L | 23.0 km/L |
| 走行特性 | モーター特有の力強い加速、スムーズ | 効率重視、高速燃費に優れる |
| 4WD | e-4ORCE (電気式) | E-Four (電気式) |
| 独自装備 | デュアルバックドア (ガラスのみ開閉可) | パワーバックドア (オプション)、ロングスライドシート |
燃費性能では、カタログ燃費(WLTC)で比較するとヴォクシーハイブリッドが優れています。特に高速巡航では、エンジンで直接駆動できるヴォクシーの方が効率が良い傾向にあります。
走行性能では、セレナe-POWERに軍配が上がります。発進時から最大トルクを発生できるモーター駆動ならではの、力強く滑らかな加速感はe-POWER独自の魅力です。
使い勝手では、セレナには狭い場所でも荷物の出し入れがしやすい「デュアルバックドア」があります。ヴォクシーはオプションで「パワーバックドア」が選べる点や、7人乗り仕様の「ストレート超ロングスライド」によるシートアレンジの自由度が魅力です。
運転の楽しさや加速感を重視するならセレナe-POWER、高速走行が多くトータルでの燃費効率を重視するならヴォクシーハイブリッドが、それぞれ適していると考えられます。
🚘気になるバッテリー寿命と交換費用

ハイブリッド車やe-POWER車を検討する際、最も気になるのが駆動用バッテリーの寿命と交換費用かもしれません。
駆動用リチウムイオンバッテリー
セレナe-POWERの駆動用バッテリーに関して、日産は「通常の使用方法であればリチウムイオンバッテリーの劣化による交換は不要」と説明しています。
さらに、駆動用バッテリーには「5年または10万km走行まで」の特別保証が付帯しています。これは、バッテリーの耐久性に自信があることの表れとも取れます。e-POWERシステムは、バッテリーの負荷が少ない60%~75%程度の範囲で充放電を制御しているため、スマートフォンのバッテリーのように急速に劣化することは考えにくいです。
万が一、保証期間内に交換が必要となった場合は高額(数十万円)が予想されますが、基本的には車両の寿命まで交換の心配は少ないとされています。
12V補機バッテリー
一方で注意が必要なのは、電装品やシステムの起動に使われる「12V補機バッテリー」です。これはガソリン車にも搭載されているものと同様の消耗品であり、3~5年程度での定期交換が目安となります。
e-POWER車の場合、この補機バッテリーがガソリン車よりも高額になるケースがあります。交換費用が数万円に及ぶこともあるため、この点は維持費として考慮しておく必要があります。
🚘結局セレナe-POWERは何年乗れる?

駆動用バッテリーの寿命が一般的な車の買い替えサイクル(10年・10万km程度)よりも長いと想定されるため、e-POWERシステム自体が原因で乗れなくなる、ということは考えにくいです。
むしろ、ガソリン車と同様に、10万kmを超えてくると足回りやブレーキ、エアコン、その他の電装系部品などの消耗・劣化によるメンテナンス費用がかさんできます。
ノートe-POWERの例では、15万km以上バッテリー無交換で走行しているケースも多く報告されています。e-POWERだから耐久性が低いということはなく、一般的な車と同様に、定期的なメンテナンスをしっかり行うことで、10年・10万km以上乗り続けることは十分可能です。
🚘「買って良かった!」という意見!
「後悔」という声がある一方で、「買って良かった」という満足の声が多いのも事実です。特にC28型オーナーからの評価は高い傾向にあります。
満足度の高いポイントとしては、まず「走行性能」が挙げられます。モーター駆動ならではの、アクセルを踏んだ瞬間に反応する力強くシームレスな加速感は、従来のミニバンのイメージを覆すものです。
次に、「e-Pedal Step」の利便性です。アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできるワンペダル感覚の運転は、渋滞時や市街地走行での疲労を大幅に軽減してくれます。
そして、C28型で大幅に進化した「静粛性」も大きなメリットです。発電用エンジンの作動音が抑えられ、快適な室内空間が実現されています。
経済面でも、街乗り中心であれば優れた燃費性能を発揮しますし、購入時の税制優遇や、e-POWER車の人気によるリセールバリュー(売却時の価格)の高さも、トータルコストを抑える上で魅力的なポイントです。
🚘Q&A -よくある質問 –

セレナe-power 買って後悔しないために!- まとめ

「セレナe-POWER 買って後悔」という声は、主に旧型C27の燃費や静粛性への不満が中心でした。この点は、新型C28で1.4Lエンジンが搭載されたことにより、燃費と静粛性が大幅に改善されています。
ただし、e-POWERは街乗り燃費に優れる一方で高速燃費は伸び悩む特性があるため、高速道路の利用頻度が高い人は、購入前に試乗でエンジン音や燃費傾向を確認することが大切です。また、ガソリン車との価格差は年間走行距離で判断する必要があり、年間走行距離が少ない場合は、初期費用を回収できない可能性も考慮しなくてはなりません。
競合のヴォクシーハイブリッドは燃費性能で優れる傾向にありますが、セレナe-POWERは加速のスムーズさでヴォクシーを上回るのが明確な強みです。「買って良かった」という意見の多くは、この力強い加速とe-Pedalの利便性に集中しています。
加えて、C28型の静粛性や高いリセールバリュー、狭い場所で便利なデュアルバックドアといったセレナ独自の強みも大きなメリットと言えるでしょう。
維持費に関しては、駆動用バッテリーは基本的に交換不要(5年10万km保証)ですが、12V補機バッテリーは3~5年で交換が必要な消耗品です。この補機バッテリー交換費用がガソリン車より高額になる場合があることや、10万kmを超えると他の部品のメンテナンス費用も考慮が必要になる点は、長期的な視点として把握しておくと安心です。
